今、一番できる人材を使う:織田信長の経営塾

  昔の功績だけで、幹部の地位に座っている人がいるとすると
  それほど不幸なことはないです。部下はもちろん、幹部本人にも。

  だからこそ、「上昇意欲なき幹部は切れ!」というのが信長の
  思想。できる奴こそ毎回登用するべきと。

  
  ただ、この本の最終章にあったように「切り方が苛烈すぎたのは
  失敗だった」とも信長は回顧している。

  となると幹部を変えるときは権限のない名誉職などにして
  交代させた幹部に不満を抱かせず、
  無能な幹部を交代させることで部下の不満も減らすという
  両方を行わないと組織がなりたたなくなるということですね。

  というのも「将来は俺もああいう風に切り捨てられるのか」

  という暗黙のメッセージを与えることにもなりかねないですからね。

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